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リーダー、多数決、共存、協力

その類の言葉が昔からあまりスキじゃありません。

しかし、

こんなヘッポコバイク屋でも、一応代表取締役という立場には嫌でもならなくてはなりません。

願いが叶うなら2番目でチョロチョロ好きに動いてる方が性に合ってる気がいたしますが

現実逃避していても仕方がないので色々勉強しております。

店を始めた頃、ある先輩に言われました。

「雇える余裕がなくてもヒトを雇え、必ずお前も共に成長するから」

今思えばいい言葉をいただきました。

その先輩がヒトを雇ってなかったコトは別として🤞

これまで18年間何人ものヒトを雇わせてもらいましたが、山あり谷あり終わりなし。

いまだにちゃんと出来てるかわかりません。

そう1番最初に並べたリーダーってヤツです。

リーダー=「桃太郎」

単純だけど、それがいちばん最初に頭にうかんできます。

桃太郎が何故無謀にも鬼をぶっ飛ばす計画を立てたあの夜、犬とキジ、猿がそのハナシに乗っかってきたのか?

いくら昔話とはいえ、キミ団子だけで命を張って旅する訳がありません。

童話なんて子供の教育の為にいい感じで書いて膨らましてるだけで、本当はそんなスムーズにはいかない筈。

リーダーである桃太郎は、鬼ヶ島に行く道中どうやってみんなのモチベーションをあげたのか?

コレが正に今自分が置かれてる状況、みんながどうしたら楽しく仕事を一緒にしてくれるか?なのです。

犬、キジ、猿

順番をつけるなら犬、猿、キジ。

そう考えるのが普通かと思われますが、じつは肩に乗っかったキジがかなり重要なポジションで、桃太郎の精神的な部分を右肩からいつも支えていたのではないか?と思います。

同じ時間を共にし、勝ち目がない恐怖とまだ見ぬ鬼に怯え、猿なんか何度抜け駆けをしようとしたコトか。。。

皆が眠れない夜、リーダーの桃太郎は何をしたのだろうか?

リーダー桃太郎も所詮は子供、自分自身が1番怖い筈。

自分がその感情を出してしまったら、みんなが萎縮してしまう、

桃太郎はおそらく、歌でも歌ったのでしょう。

「音痴じゃね?」

なんて犬に失笑されながら歌い続けたのではないのでしょうか?

時にはバカになり、時には嫌われ役を買い、みんなを回していったのです。

犬のお母さんが入院をしてるのを密かに知っていた桃太郎は、こっそり病院に足を運び、話し相手になり、息子の頑張りをお母さんに告げていました。

猿に関しては、出会った時どうしようもないゴロツキ、最近では少し犬にも気を許し、時折笑顔なんかを見せたりします。

しかし有り余る力が外に向かないように桃太郎は時間があけばよく庭で相撲の相手をして汗を流し、一緒に風呂に入っていたそうです。

「ヤツの親はオレの親、奴の弟はオレの弟分」

かつて、なにかのヤンキー漫画で顔にありえない傷をつけたオトコが言っておりました。

兎にも角にも、「アイツの為なら」とみんなが担いでくれるオトコにならないことには鬼は倒せないと言う答えに至りました。

経営学、帝王学、色々読みましたが、そんなものより、子供の頃から慣れ親しんだ

「桃太郎」に全ての答えがありました。

完璧にとはいきませんが、下のコたちから愛されるリーダーとやらになる為精進していきたいと思います。

あっ余談ですが、キジに関しては物語の中で性別は伏せられいますが、実はメス。

恋愛関係が桃太郎とはありましたので、なんの問題なく行動をともにしていたようです。

経営者の皆さん、頑張って社員に好かれるように行動してまいりましょう♡

MorRy

 

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