キラキラカード。

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「三つ子の魂百まで」なんて昔のヒトはよく言ったものです。

3歳までにある程度の性格、感性、癖と言わるものが形成され、それは100歳までかわらないという意味だったと思います。

でも今回その概念は捨てて読んでください。

客商売を始めてかれこれ20年。

それこそ初めの頃は自分の事ばかりに必死で、相手の事なんて分かりもしませんでした。

ところが、ここ4.5年でしょうか?

少し余裕が出てきたのか顔色、話し方
立ち居振る舞いで、

相手の大体のコトが分かるようになりました。

会う度にイキイキしててパワーがでてるヤツ。
透明感のない澱んだ目をしているヤツ。

これは全てキラキラカードが・・・

母親の身体から引き出され、首が据わり、髪の毛が生え始めた辺りでしょうか?

みんな同じキラキラカードを授かります。
ひとりひとり平等に。

その時はまだその名前のようにキラキラしている訳ではありません。
無色透明と言ってもいいかもしれません。

キラキラカードを手にした瞬間から、3歳の最後の日まで、いろんな色が無色透明のソレに付着していきます。赤は悪いとか青がいいとかはありません。

そのヒトの色に染っていきそれが個性となります。

「3歳までに培った色」

この色をベースに生きて行かなければいけないので、どんな色のカードになるか、ココが1番大変、言うならばキラキラカードのスタートの色は育ての親にかかっていると言っても過言ではありません。

なので親の皆さん、やはり3歳まではうまく育ててください。

4歳からは思い思いの色のキラキラカードを持って、様々なヒトと関わりながら生活していきます。

受験失敗、失恋、怪我に事故、
ペットの死、貧乏、病気
リンチに万引き、暴走行為にレイプ、
結婚、不倫そして離婚、横領、脱税、人身売買、シャブにコカイン。

色んなモノにぶつかり、時には避けながら、自分を奮い立たせ生きていきます。

そして冒頭に書いた「三つ子の魂100まで」概念。
ここでは3歳までの色は60歳までなら変えられる。「三つ子の魂60まで」です。

3歳までに身につけた色を変える、コレをキラキラの星では「成形」と呼んでいます。
出会うヒト、取り巻く環境の中によって変化し、持っている色を濃くしていきます。

しかし成形はそう簡単なものではなく、
この色が顕著に見えるのが恋愛においてです。

顔が好き、声が好き。
でくっ付いたり離れたりしますが、
実はこれ色なんです。

自分ではそのカードを見る事も感じるコトも出来ませんが、相手だけには見えます。

人それぞれ、好みの色があって好きな色のカードに惹かれて一緒になる。

付き合い始めて1年も経たないのに、たまぁに殴られる。

謝られる。

殴られる。

「あれ?もしやバイオレンスなヒト?」

別れたいけど別れられない。

色は薄くなっても基本好きな色なので、なかなか離れられない。

そういったかんじです。

そんなこんなしているうちに、
あっという間に50代

色だけだったカードが本当にキラキラし始める人が出てきます。

今周りを見渡せば1発で分かると思います。

俗に言う「いいカオ」と「わるいカオ」
ふたつに分かれ始めてるのではないでしょうか?

持ってるカードのキラキラが顔のシワとなり、目の輝きとなり
いいカオを作り出すのです。

このカード有効期限は60年。でもなかには途中で失効してしまう場合もあります。

「カードの失効」これは「殺人」
人として人を殺める行為、これに関しては
失効という処理になり、見たコトがまだないのでハッキリは言えませんが、
カード真っ白になり、かなりカッチカチになるらしく、

まさに

お終めぇってやつです。

持ってるカードを生かすも殺すもあなたしだい。

今一度。
三つ子の魂60まで。
そうです、60になるともはや変わるコトも出来ませんので、全身全霊でイマを生きていきましょう。

と言うお話でした。

ちにみに芸能人でいうなら、渡辺兼さんは4年まえぐらいにカードを落とされたみたいです。

キラキラしてないでしょ。

MoRRy

 

 

 

 

 

 

 

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