お見舞いのアレ。

いままで、数々ヒトの別れに直面してきました。

親戚の叔父さん叔母さん、恩師、ともだち。

ちょっと雰囲気の怪しい病室に足を運び

「わかる?私よわたしっ!ヨシコよ!ヨ・シ・コ!」

意識が朦朧とし天国へゆっくり旅立とうとしてる相手に畳み掛けるように

自分が今ココに来ている事実を証明したがる

アレ。

最悪のパターンは付き添いのヒトまで一緒になって、

「良かったね、埼玉から来てくれたんだよ!

嬉しいね!ほらっほらっ!」

子供の頃から

それを見るのが嫌いでした。

相手からすれば、ピーチクパーチクにしか聞こえてない筈だし、頭を回転させるコトすら辛い状況なんです。

手を握って「おつかれさま」

それだけの方がいいハズ。

ヨシコだろうがハナコだろうがわかって無かろうがそれでいいのでは?

と思います。

オレの死に際は何も言わずに、枕元にすあまを綺麗に並べてください。

             MoRRy

 

 

 

 

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